細菌は形を変えて身をかくす

細菌はべん毛の構造をかえて排除されにくくしていることがわかった


細菌は、べん毛の構造をかえて排除されにくくしていることがわかった。
ヒトなどの脊椎動物がもつタンパク質「TLR5」は、細菌がもつタンパク質「フラジェリン」認識する。
それをきっかけに、動物は体内から細菌を取り除こうとする。
フラジェリンは細菌のべん毛をつくる成分であり、その立体構造の形成に関わっている。


アメリバージニア大学のガルキン博士らは、サルモネラ菌カンピロバクター菌のべん毛の立体構造を電子顕微鏡によって調べた。
その結果、べん毛の中心部にあるフィラメント(タンパク質でできた繊維状の構造体)の数がちがい、立体構造がことなっていることがわかった。
さらにこのちがいはフラジェリンをつくる遺伝子の一部の領域がことなることに由来することもわかった。
カンピロバクター菌とその仲間の細菌がもつフラジェリンは、サルモネラ菌とちがいTLRSに認識されない。
TLRSによる認識からのがれるためにべん毛の立体構造をかえているのかもしれないと博士らはのべている。



サイエンス月刊誌「NEWTON」2008.8から


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