2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

病原菌の襲来を予知

植物は、病原菌に感染しやすい時間帯にあわせた免疫を準備しているようだ。 nature2011年2月3日号 植物には、幅広い病原体に対する免疫がある。この免疫の詳しい分子レベルの仕組みは、ほとんど分かっていない。 アメリカデューク大学のワン博士らは、免疫反…

予期せぬ素粒子

従来の物理学をかえてしまう可能性のある素粒子があらわれたかもしれない。 Familab Today2011年4月7日 物質の材料である素粒子の性質は、多くの実験によって検証を受けた「標準理論」で説明される。 この理論では、物質のもつ質量にかかわる「ヒッグス粒子…

夜ふかしで太る理由

不規則な生活を送ることで、脂肪を燃やす遺伝子のはたらきが落ちるようだ。 Science2011年3月11日号 人間はふだん、役24時間周期の正確な体内時計をきざんでいる。 だが、夜ふかしなど不規則な生活をつづけると体内時計は乱れてしまう。 これまで、不規則…

菌でマラリア退治

遺伝子を組みかえた菌類使い、蚊の体内にいるマラリア病原虫を駆除できた。 Science2011年2月25日号 マラリアは、蚊の体内にいる病原虫よる感染症である。 この病原虫をもつ蚊に刺されると感染するリスクがあり、世界中の半分近くの人をおびやかしていると…

遺伝子を失い進化?

ヒトが進化する過程で遺伝子を失うことの重要性が明らかになった nature2011年3月10日号 ヒトは霊長類の中でも独自の特徴をもつ。退化した体毛や大きな脳容積、すぐれた言語能力などである。 これらを得るに至った進化過程は、DNAのうち、タンパク質の情報を…