2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

RNA干渉を使用して、HIVの感染にかかわるウイルスをおさえこむ

線虫などにおいては 2本鎖のRNAを細胞内に挿入することで相同なメッセンジャーRNAが破壊され、 タンパク質がつくられなくなるRNA干渉(RNAi)という現象がある。 哺乳類でもRNAiがおきるが、 そのためにはさらに短い2本鎖RNAを用いる s…

ダンス上手な男は左右対称

ヒトを含めた多くの生物では、 ダンスは求愛行動において重要と考えられているが、 ダンスでどんな性質が表現されるかはわかっていない。 進化の研究で、 身体の左右対称性の度合い(FA)は指標の一つにあげられる。 FAが発生学的安定性を示すからである。 ア…

ブラックホールの“食事”

巨大ブラックホールの起源は、 ビッグバンのときに形成されたとする説と、 銀河どうしが衝突するうちに、 その中心のブラックホールがガスや星を“食べて”徐々に巨大化した とする説がある。 アメリカ、アリゾナ州立大学のウインドホースト博士らは、 銀河の衝突合…

働きバチのうち、卵形成が進んだ固体は多くの花粉を集めるらしい。

アリやハチなど高度な社会を作る昆虫では、 働き役の不妊メスが巣にとどまって母親である女王を助け、 自分の兄弟を世話する。 アメリカ、アリゾナ州立大学のアムダン博士らは、 ミツバチの働きバチにおける仕事の割り当てが、 生殖能力と関連することを明らかにし…