ゴーという不思議な音の解明

   今までなぞだった、
    砂丘で聞こえる音が生みだされる仕組みが解明された


 砂丘にたたずむと、
  あたかも低空飛行する飛行機のエンジン音のように、
   ゴーという不思議な音が聞こえることがあるという。


その音は大きく、音源から10キロメートルはなれていても聞こえるほどらしい。
 砂丘の砂が崩れるときに音が生まれることは知られているが、
  音を生み出す仕組みについてはよくわかっていなかった。


フランス、パリ第7大学のドゥアディ博士らは、
 砂丘で聞こえる不思議な音は、
 動いている砂粒がお互いにすれあうことから生まれることを見いだした。
  実際にモロッコのゴードラーマ砂丘の砂を実験室へ運び、
  容器の中で砂をスコップで押して音を生み出す実験が行われた。

 その結果、このような音が出るには、
 従来考えられていた空気の振動ではなく、
 一定の速さで砂がすれあうことが必要であることがわかった。
 さらに、
 砂粒同士の接触の仕方も重要である、と博士らはのべている。


   ◎ Physical Review Letters 2006年7月7日号


サイエンス月刊誌「NEWTONE」から



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