“ホット”な核燃料

これからの注目のアイデア


原子力発電の燃料となるのは、ウラニウムプルトニウムだけではない。


トリニウムは従来の核分裂物質で“着火”としてやることで持続的な自己「増殖」反応を起こし、原子力発電に適したウラン233を生成する。


最終生成物はガンマ線を大量に発するため危険で取り扱いが難しく、どこに移動したか追跡するのが容易だ。


盗み出すのも難しく核拡散防止に有効だ。



日経サイエンス」2010年3月号から