塗装膜がひっかき傷を自分で治す

傷つけられても紫外線を浴びるだけで傷が治る膜が開発された。


車や電気製品など身のまわりの機械は表面を保護膜でおおわれていることが多い。
これは、さびなどから機械を守る効果がある。
ただしこれらの膜は、一度傷がつくと、傷からさびが広がるため、塗り直す必要がある。


アメリカ南ミシシッピ大学のアーバン博士らは、細かい傷を自分で治す膜を開発したと発表した。


膜はゴムなどに使われる「ポリウレタン」と、カニの外骨格に含まれるキチンを分解した「キトサン」からなる。
博士らは、二つの素材をまぜ、膜にしたあと、傷をつけた。そして、太陽光に含まれる紫外線と同程度の光を当てた。
すると、傷ついた分子がたがいに結びつきはじめ、30分ほどで傷がふさがったという。
これまでにも、自己を修復する膜は提案されていたが、紫外線を利用する方法は実現していなかった。


ある程度まで膜自体が傷を修復できれば、膜の塗り直しが少なくてすむ。飛行機などの塗料に応用できる、と博士らは期待している。


サイエンス月刊誌「ニュートン」2009年7月号から


前回の記事、毛虫だって自分で病気を治す
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