カロリー制限のスゴイこと、サルで確認

腹7分目のサルは長生き
カロリー制限が老化を遅らせ、寿命を延ばすことが、サルを使って実証された
Science2009年7月10日号


栄養のバランスをとりつつカロリーをうまく制限すれば、
寿命がのび加齢による病気の発症が遅くなることが、
マウスや線虫ハエなどを使った実験により明らかになっている。
しかし、霊長類においても同様の効果があるかどうかは不明なままであった。


アメリウィスコンシン大学のコールマン博士らは、
20年にわたりアカゲザルを飼育し、カロリー制限の影響を検討した。
その結果、カロリーを70%に制限するとアカゲザル
老衰で死亡する時期は明らかに遅くなった。
論文報告時点で、
カロリー制限をしないグループの生存率が50%であるのに対し、
カロリー制限をしたグループの生存率は80%だった。


また、カロリー制限をしたアカゲザルでは糖尿病やがん、
心血管系の病気など、加齢に伴う病気の発症を遅らせることができた。


ヒトにおいても適切なカロリー制限を長期間行なえば、
加齢の進行を遅らせることができかもしれない、
と博士らはのべている。
「NEWTON」2009年11月号から


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